目は人のもつ五感の中で最も重要な器官といわれております。
人は、目(視覚)を通して外界の情報の約8割を取得しており、鼻(嗅覚)や耳(聴覚)と比べてもその比率は一目瞭然です。
大切な器官であるからこそ、ちょっとした症状や気になることでも軽視することなく、すぐに受診していただくことをお勧めいたします。
白内障とは、目のレンズの役割を果たしている水晶体が曇ってしまい、見えにくくなる病気です。
網膜や視神経に異常がなければ、手術によって視力回復します。医療が発達した現在では、見えなくなってから手術をするのではなく、生活に不便を感じたときに手術を受けたほうが良いとされています。
緑内障は古くから知られる目の病気ですが、いまだに解明されていない病気でもあります。
眼の中の毛様体で水(房水)が作られています。作られた房水は隅角を通って、目の外に排出するのですが、緑内障の方は水の排出が悪く、たまっていきます。
その結果、目の内部の圧力(眼圧)が高まり、視神経が障害されて、視野が欠けたり、狭くなる病気です。進行すると改善しないため早期発見、早期治療が大切です。
小児眼科は一般眼科治療とは少々異なります。
小児眼科では、目の仕組みが完全には発達していない状態での治療となりますので、大人になってからも正常な目の働きができるようにするという観点が加わってきます。
子供の視力は10歳くらいまで発達しますので、お子さんの目の状態をしっかりチェックしつつ、視力を伸ばしていくことが大切になります。
オルソケラトロジーとは近視の方の視力を手術せずに矯正する治療法です。
特殊なコンタクトレンズを夜、眠る前に付け、朝起きたらレンズを外し、日中は裸眼で過ごすことができる、視力矯正方法です。
一人一人、レンズを合わせる必要があるうえ、特殊な装用方法であったりするのでしっかりとした処方が必要となります。
※オルソケラトロジーは自由診療となります。
当院では、体の不自由な方や目が見えずに当院までの通院が困難な方は訪問での診療も行っております。
訪問診療をご希望の患者様は一度当院までご連絡ください。
なお、往診時間は診療時間外となりますのでご相談させていただきます。
メガネやコンタクトレンズは使用する方にとっては道具ではなく体の一部です。
日常的に使用するものだからこそ、合っていないものを使用すると、身体的にも精神的にもストレスとなりかねません。
当院ではご自身の目の状態に適合したものを、検査によってお選びし、患者様の生活が快適でより良いものになるようお手伝いいたします。
目の手術は、見えるように回復する手術と、現在の見える状態を維持するために行う手術の2つに分けられます。
白内障や緑内障、網膜剥離などは、手術による治療以外は現在は難しいため、手術による治療をお勧めしております。
なお、当院での治療適応外の場合は他院への紹介も致します。
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